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かみくら先生の知っ得！歯科通信 vol.56 Ｑ．インプラント、費用が高い？痛い？長所や短所を教えて下さい
Ａ．自らの歯のように噛める「第二の永久歯」とも呼ばれているインプラントについて、今回は話していきたいと思っています。
インプラント治療が市民権を得ていない時代は、失った歯を補うために保険適用の入れ歯や差し歯、ブリッジが主流でしたが、歯科医療技術の進歩でインプラントという新たな選択肢が増えました。当院でもインプラントを検討する人が「治療が怖い、痛みはどれ位…」と不安を口にしますが、麻酔をしっかり効かせてから施術するので、痛みは気になりません。術後は飲み薬でコントロールします。
インプラントのメリットは何と言っても、自分の歯と同じような感覚で噛むことができること。さらに審美性も高く、家族や友人と気兼ねなく会話を楽しみながら、硬い食べ物を不安なく口に運べます。部分入れ歯のように、食後の取り外しなどは必要ありません。
そして、デメリットは治療費が比較的高いという点です。保険的用外なので、クリニックによって価格はまちまちですが、それは、使用しているインプラントメーカーや素材による違いからです。当院では実績のある北欧老舗メーカーのインプラントを使用しています。その特徴は、顎の骨に埋め込んだインプラント体と骨の結合が早く、骨吸収も少ないため治療後の経過が良いとされています。
インプラントは施術後の定期メンテナンスで長期間の保証が得られます。埋入がゴールではなく、術後のアフターケアが重要になります。インプラントの疑問などは、お気軽にご相談を。
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