神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2019年3月14日 エリアトップへ

中大附属陸上部 恩師に捧ぐ最後のレース 17日 競歩能美大会へ挑む

スポーツ

公開:2019年3月14日

  • LINE
  • hatena
前列左から伴野さん、府川さん、小貫さんと後列左から吉川さん、林さん、常磐教諭、富樫さん、平岡さんの競歩チーム
前列左から伴野さん、府川さん、小貫さんと後列左から吉川さん、林さん、常磐教諭、富樫さん、平岡さんの競歩チーム

 生徒のおかげで色々な場所に連れて行ってもらった感謝しかない―。

 こう話すのは中央大学附属横浜中学校・高等学校の陸上部顧問、常磐信欽さん(43)だ。13年4月から6年間同部で指導にあたり、特に競歩種目でインターハイ出場選手を輩出するなど顕著な成績を残してきた。3月末で同校を去ることが決まっており、競歩チームメンバーは17日、恩師を前に最後の全日本競歩能美大会(石川県)に挑む。

「先生のおかげ」

 全国各地から強豪が集う同大会。高校生10Km(男子)に出場するのは、共にインターハイ出場経験のある平岡昌敏さん(高3)と吉川絢斗さん(高2)。中学時代は陸上部だったが高校で続けるかどうか悩んでいたという平岡さんは「本当にいい経験ができた。先生のおかげで人生が変わった」と話し、平岡さんに誘われて本格的に競歩に取り組んだ吉川さんも「濃い陸上生活がおくれている」と常磐教諭との思い出を話す。

 高校生5Km(女子)に挑むのは富樫莉佐子さん(高2)と林美玖さん(高1)。高校から陸上競技を始めた富樫さんは「競技外の挨拶や礼儀など常磐先生だからこそ学べたことがある」とし、林さんは「これまで出会った人の中でここまで真剣に厳しく指導してくれた人はいない。人生ががらっと変わった」と感謝を表す。

 先輩にあこがれ競技に取り組むのが府川日菜多さん(中2)と伴野美結さん(中2)、小貫琉菜さん(中1)。3人は中学生3Km(女子)に出場。「(8位)入賞して先生と一緒に喜びたい」と3人は笑顔で語ってくれた。

 昨年11月、高校陸上部メンバーには退職する意向を伝えた常磐教諭。これまで二人三脚で生徒と歩んできた常磐教諭は「生徒の活躍が何より嬉しい」と満面の笑みを見せた。最後のレースが迫る。
 

都筑区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

桜並木にブックカフェ

桜並木にブックカフェ

19日、ほおずき公園

5月2日

動画で配信、都筑の魅力

動画で配信、都筑の魅力

1階、2階で放映中

5月2日

モザイクでコンサート

モザイクでコンサート

4階で5月5日、6日

5月2日

キウイの花、開花

折本園

キウイの花、開花

例年より1、2週間遅く

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook