横浜市のブランド梨「浜なし」が3月下旬から白い花を咲かせ、区内の果樹園農家が授粉作業を開始している。
折本園(折本町1523)の新井知剛さん(36)も梨の木が花をつけた3月27日から、約10日間に渡り、授粉作業を家族で実施したという。ぶどうや柿をメインで手掛ける同園での梨の生産は今年で3シーズン目。例年と比べると、芽が出てから開花までが速く、近隣農家も「40年やっていて初めての速さだった」と話した。
新井さんは「花は咲いたものの3月下旬の冷え込みが厳しかった。天候に負けず大きく甘い梨を作りたい」と収穫に向けて意気込む。同園では「幸水」と「豊水」の2品種を生産。今年は8月から9月に旬を迎える予定だ。
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