「みんなで、楽しく」 駅を降りると、石畳に街路樹がまちの雰囲気を演出し、魅力ある店舗が立ち並ぶ仲町台商業振興会は、会員数１１０を誇る区内最大の商店会だ。初代からバトンを引き継いだ渡辺幸雄会長（69）は「これだけ新しいまちで１００を越える会員数は珍しい」と胸を張る。
１９７３年、港北ニュータウンの一角（※現都筑区早渕）で不動産会社を創業。現在は（株）横浜タウンサービスの会社名で東山田町の本店と仲町台店で土地・建物の売買及び仲介業務などを展開。また、箱根湯本「ホテル明日香」や福島県で簡易宿舎の運営なども行い、新分野にも挑戦する実業家の顔を持つ。
流行にのりカラオケスタジオ「キャンドゥ」をブルーライン開業前に仲町台にオープン。それがきっかけで商業振興会の発足に奔走した。当時の会員は10人ほどだったそう。近年は若手会員の協力が後押しし、夏まつり「グルメフェスタ」、呑みコン、ハロウィーンが3大イベントに成長した。約2万人規模の夏まつりは7月27日（土）、28日（日）にせせらぎ公園などで開催。「みんなで、楽しくやれれば」と笑顔を見せた。
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