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白い花に豊作の願い込め 浜なし授粉作業到来

社会

公開:2020年4月2日

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授粉作業を行う新井さん(3月26日撮影)
授粉作業を行う新井さん(3月26日撮影)

 横浜市のブランド梨「浜なし」が3月下旬頃から白い花を咲かせ、区内の果樹園農家が授粉作業を開始している。

 折本園(折本町1523)の新井知剛さんも梨の木が花をつけた23日から授粉作業を行っているという。気温が15度以下になると授粉がうまく行えないことからこの時期の気温や天候が重要になるそう。「こればかりは出たとこ勝負。天気を見ながら行っていきたい」と新井さん。

 ぶどうや柿をメインに手掛ける同園での梨の収穫は今年で4シーズン目。他の果樹園に比べても開花が早まったという同園。梨の花の開花が早かった昨年と比べても更に開花が早く、「昨年の暖冬の影響で、芽が出てから開花までが早まったのだろう」と話す。

 同園では「幸水」と「豊水」の2種類を生産。「今年も美味しい梨を作りたい」と意気込んだ。開花が早まり、前倒しになる可能性はあるが、例年通り8月から9月に旬を迎える予定だ。

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