日本のカジノを含む統合型リゾート(IR)への参入意向を示していた米国の「ラスベガス・サンズ」が5月13日、日本市場への参入を見送ることを発表した。
同社のサイトでシェルドン・G・アデルソン会長兼CEOは「日本におけるIR開発の枠組みでは私たちの目標達成は困難であると思われます」とコメント。今後は現在、IR施設を運営しているラスベガスやマカオ、シンガポールでの事業に注力していくとしている。
「サンズ」は以前から日本のIR参入に意欲を示していたが、昨年8月に大阪市が目指すIRには参入しないことを表明。それ以降は横浜のIRを目標にし、今年1月にパシフィコ横浜で開かれた「統合型リゾート産業展」にも出展していた。
市説明会は中断中
サンズの撤退について13日の定例会見で林文子市長は「内容について確認中」とし、市は「(サンズから)事前に連絡があったかなかったかは明かせない」とした。
市は昨年12月から各区で市民向けのIR説明会を開いているが、新型コロナウイルスの影響で6区を残して中断している。12日、補正予算案を審議する市会臨時会で「IR関連事業を停止し、コロナ対策に振り向けるべき」という市議の主張に林市長は「今だからこそIRが必要という人もいる」と予定通り事業を進めるとした。
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