パソコンとカメラを紹介する日野副住職
勝田町にある浄土真宗本願寺派最乗寺はこのほど、オンラインで法事などの仏事を配信する取り組みを始めた。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請から、最乗寺では４月に予定していた釈迦の生誕を祝う花まつりを中止にしたり、門徒の法事が延期になったりと影響が出ている。予てから、寺院のサービスの一環としてオンラインシステムを検討していた同寺院の日野正胤副住職は「遠方の方や海外勤務の方、突然の体調不良などで参列できない場合も、オンラインでつながれば画面を見ながら故人を偲び手を合わせることも可能になる」と話す。
僧侶の読経や法事の様子をビデオカメラで撮影し、パソコンを通じ、利用者はオンラインサービスを活用し在宅参列できる仕組みだ。
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