ヘラクレスオオカブトを手にする五十嵐所長
カブトムシやクワガタを育て、近隣施設や地元民らに配り、地域交流をしているのが加賀原地域ケアプラザの五十嵐徳所長（42）だ。幼少期から昆虫好きで三保市民の森に通いカブトムシやクワガタを捕まえていたという五十嵐所長。成人してからも「甲虫への思い」は変わらず、趣味として国産カブトムシや珍しい外国産のクワガタなどを自宅で飼っていた。
同プラザと交流のあった高齢男性が約１年前に、近所で捕まえたというカブトムシの成虫を持ち込んできたことがきっかけで五十嵐所長はケアプラでも飼育を始めた。「子育て世代にもケアプラを知って欲しい」と近所の公園で児童らに「（施設で育てている）カブトムシをあげるよ」と声をかけたり、施設周辺にチラシで無償提供をＰＲすると口コミが広がり、成虫約２００匹を提供するほどに。
飼育２年目の今年は、オリジナル展示ケースを自作。ヘラクレスオオカブトや珍しい外国産クワガタを展示する予定だ。また、国産カブトのさなぎを希望者に無償提供する（※無くなり次第終了）。希望者は同プラザ【電話】０４５・９４４・４６４０（９時〜17時）へ電話連絡を。
カブトムシのさなぎ
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