タウンニュース記者は日々、各地域の様々な場所を回っている。
外出中、時には少し変わったモノ・アートに出会うことも──
各地区の記者が各々の視点で調査した「地元の気になるモノ・アート」を４週にわたって紹介する。第四弾は都筑区から。
日本のみならず世界でも多くのファンを持ち、年間約１０００ステージ以上の影絵パフォーマンスを行う劇団かかし座の本部が横浜市都筑区にあることを知っているだろうか。手影絵だけでなく、映像コンテンツとのコラボレーションや影絵と生身の俳優が一体になったミュージカルスタイルのステージなど他に類を見ないパフォーマンスで世界中を魅了し続けている。
日本初の影絵専門劇団として１９５２年に「劇団かかし座」を創立。ＮＨＫの専属劇団としてテレビで影絵劇の上映などの活動を行った。１９８４年には港北ニュータウンに新スタジオを開設。１９９４年に社屋やスタジオを現在の都筑区南山田町に移転させ、世界に向けエンターテインメントを発信し続けている。
「昨年からライブ配信に挑戦し、家で楽しめる企画も提供している」と話すのは同劇団の企画営業部の飯田周一さん。「作品はもちろん、手影絵の作り方など様々なコンテンツがあるのでぜひご覧ください」と笑顔を見せた。動画は二次元コードから。
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