港北ニュータウン、センター北駅・南駅から少し離れた場所にある「えだきん商店街」をご存知だろうか。個性的な店が集まる商店街の中心には遊歩道が走り、折田不動公園や鴨池公園など豊かな緑に囲まれたエリアだ。そんな”えだきん”のまちの魅力に迫った。
遊歩道を中心に形成される荏田南近隣センター商店街、略して「えだきん商店街」には、様々な商店が軒を連ねている。商店街ができた当時から38年続く、「ファミリーサロンKEN」や「酒と米うちの」、「じゅんクリーニング」、「わたなべ電器」などの老舗店舗や、カレーパングランプリで金賞を受賞した「パリジェンヌ」、カピバラと触れ合えると若者を中心に人気を集める「PUIPUI」まで、豊富なジャンルの商店が荏田南に住む人々の生活を支えている。
「ひとりひとりがホっと出来る、そんな店づくり、地域づくりをし、心通う商店街として、これからも地域の皆様との”絆・元気・笑顔”を大切にしていきます」と話すのは同商店会。”えだきんぎょ”という商店街のキャラクターを作成し、イベントなどで地域を盛り上げている。
老若男女が安らぐまち
街を歩いていると目に入るのは美しく整備され季節ごとに楽しませてくれる花々だ。「花と緑とレンガ道」をキャッチコピーに遊歩道には花が植えられている。花壇を整備する高橋つめ子さん=人物風土紀で紹介=は「まちのみんなで協力し育てている。花を見て明るい気持ちになってもらったり、足を止めるきっかけになれば嬉しい」と話した。また、所々にベンチが設置されており、休憩したり、住民同士でおしゃべりしたりとまち全体が憩いの場となっている。子育てママからは「車が入ってこられないようになっているので子どもを安心して遊ばせることができる」とファミリー層にも人気を集める。
取材をしていると、すれ違う住民が挨拶をしている姿が印象的だった。顔の見える距離感で暮らせることがえだきんの魅力ではないだろうか。
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