都筑消防署(深澤義一署長)は15日、横浜市歴史博物館で大規模収客施設などを利用したテロ対策訓練を行った。同館のほか、都筑区役所と都筑警察署(北村満署長)が参加した。
今夏に開催が予定される東京2020オリンピック・パラリンピックの大規模イベントに向け、区内にある大規模集客施設内でテロなどにより火災が発生した場合を想定し、訓練したもの。
訓練は、博物館内で不審者がガソリンのような液体を散布して火をつけたことで火災が発生したことを想定。館内職員による初期消火の実施や避難誘導、警察による犯人確保などを行った。
同館を管理運営する公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団の國原章弘副理事長は「財団としては初めての訓練。今回訓練で見つかった課題を解決し次に生かしていきたい」と述べた。
都筑警察署の北村署長は「実践的で有意義な訓練だった」と講評し「繰り返し訓練を行いながらテロに対する警戒能力を高めていこう」と呼びかけた。
都筑消防署の深澤署長は「各機関で協力し、今回の訓練を検証しながらオリンピック・パラリンピックに備えていきたい」と話した。
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