横浜市消防局は12日、2021年上半期の火災・救急概況の速報値を発表した。火災件数は387件で前年同期と比べて23件増加した(6・3%増)。救急出場件数は9万4745件で前年同期と比べて1165件増加した(1・2%増)。都筑区の火災は17件で前年同期よりも1件増加したが、過去10年の平均の21件を下回った。
電気火災が過去最多
同局の発表によると、電気をエネルギーとする機器や用品、設備などが発火源となる電気火災は増加傾向にあり、今年上半期は過去最多の114件を記録した。最も多いのが電気ストーブで14件、次いでリチウムイオンバッテリーの11件、テーブルタップの9件だった。
火災種別に見ると、建物火災が257件で前年同期と比べて40件増加し(18・4%増)、焼損床面積の合計は6328平方メートルで前年同期と比べて2911平方メートル増加し(85・2%増)、過去10年で最も多かった。火災による死者は13人で前年同期と比べて5人増加した。
救急出場件数の内訳をみると、急病が6万4984件で前年同期と比べて17件減少した。一方、一般負傷が1万7053件で前年同期と比べて101件増加し、交通事故が4192件で200件増加した。転院搬送も5146件で前年同期と比べて254件増加した。
都筑区の救急出場件数は3850件で前年同期と比べて67件増加した。
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