大規模改修工事のため今年5月から休館していた横浜赤レンガ倉庫1・2号館=中区新港=が12月6日、リニューアルオープンした。地元横浜企業の全国初出店や新業態など新規25店を含む、全66店がそろった。
リニューアルコンセプトは、横浜赤レンガ倉庫が横浜と世界、日常と非日常、過去と未来をつなぐ扉になるよう「BRAND NEW”GATE”」を掲げた。横浜・神奈川の企業の出店にも力を入れ、全国初となるタカナシフードのミルクスイーツ専門店や野毛のスペイン料理店・カサデルリオのパエリア専門店、かをり=中区=の新ブランド洋菓子店など飲食・雑貨20店が地元ゆかりとなっている。
同施設は国の保税倉庫として1911年に2号館、13年に1号館が竣工。2002年から文化・商業施設としてオープン。当初は21年にリニューアル予定だったが、コロナ禍で1年延期に。開業20周年に合わせて今年5月から休館し、設備メンテナンスや空調機の入れ替えのほか、館内の各種サイン、テラス席エリアの拡大など共用部も刷新した。
オープン初日の記念セレモニーには各店舗の店長ら約70人が出席し、来場者を出迎えた。横浜赤レンガの五十嵐光晴社長はあいさつで「時間がかかった分、お客様により満足いただけるベストな状態で迎えられた。テナント一丸となって新生赤レンガや横浜を盛り上げていきたい」と話した。
記念イベントも
当日の夕方には、フリーアナウンサーの内田恭子さんをゲストに招き、リニューアルを記念したプロジェクションマッピングの点灯式を開催。クリスマスまでの日数を数える「アドベントカレンダー」をテーマに全長約140mにおよぶ2号館の2・3階の外壁を使って12月25日までの間、クリスマスソングにあわせて毎晩1つずつ窓が開くストーリーが映し出される。
上映時間は午後5時15分〜9時45分の毎時15分と45分、各回2分程度。
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