市立希望ヶ丘小学校の3年生が12月5日、希望が丘商店会の有志と商店街を清掃して回った。
4年ぶり復活
きっかけは、総合の学習の授業などで商店街を訪れた際、ゴミが落ちていることに気づいた児童らが、「自分たちや家族が利用する商店街なのできれいにしたい」とゴミ拾いを提案したこと。
実は、同校ではコロナ前まで商店街と協同でゴミ拾いを実施しており、今回が12回目。同校とのゴミ拾いを始めた青井純子さんによると、同校と商店会は、ゴミ拾いの他にも商店街主催の夏休み絵画コンクールなどで定期的に交流を持っていた。新型コロナの5類移行を受け、青井さんが同校に打診。4年ぶりにゴミ拾いが復活した。
今年度の3年生は、自分たちを「最強クリーン隊」と名乗るほど清掃活動に力を入れており、この日は88人の児童が、クラスごとに3方向に分かれて道路や駐車場などに落ちている吸い殻やプラスチックゴミなどを約30分かけて拾った。
清掃活動には同校の卒業生で、地元について研究をしている大学生の加賀莉里花さん(21)も参加。加賀さんは自身も小学生の時にゴミ拾いを経験しており、「皆でおしゃべりしながらゴミを拾ったのを思い出した」と懐かしそうに児童らとゴミを拾った。「皆、好奇心が旺盛でパワフル」と可愛い"後輩"たちの姿に刺激を受けていた。
最後に3クラスで集めたごみをまとめると大きなゴミ袋が一杯に。児童たちからは「商店街をキレイにしたいので清掃活動は続けたい」など前向きな意見が聞かれた。
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