中尾小学校(高橋宏明校長)で12月2日、お笑いを通して表現力や発想力、コミュニケーション能力などの向上を目的とした教育プログラムである「笑育(わらいく)」が行われた。同プログラムは松竹芸能株式会社(本社・大阪府)が2012年から、全国各地で取り組んでいる事業で、同社に所属するプロの漫才師などが「笑い」の仕組みや魅力を伝え、参加者が実際に漫才の台本を自分たちで考え発表するというもの。参加したのは、同校の4年生。お笑いコンビの「セバスチャン」が講師となり、漫才のネタづくりに挑戦した。
同プログラムでは、はじめにセバスチャンの2人が漫才を披露。その後、児童らが実際にコンビやトリオを組み、グループ名を決めるところから漫才づくりがスタートした。児童らは、セバスチャンの2人にアドバイスをもらいながら、夢中になって漫才を考え、練習に取り組んでいた。プログラムが終わるころには、たくさんの「お笑いコンビ・トリオ」が誕生。最後に、参加者の前で作ったネタを披露した。工夫をこらした漫才に、会場は大きな笑い声で包まれた。
同プログラムを終えて、セバスチャンの阿部健一さんは「みんな100点満点です」と笑顔。原田公志さんも「発想が自由ですごい」と、児童らの表現力に感心した様子で話した。スポーツをテーマにした漫才を考えた諸井寛三(よしみつ)くんは「セバスチャンの2人はとても面白かった。漫才を一から十まで考えるのは大変だった」と感想を述べた。
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