横浜市が行った市民意識調査の結果がこのほど公表され、泉区民の定住意向が高いことがわかった。老後や健康面を心配する区民が多い中、病院・医院の近さを「よい」と答えた人が、最多であることなども明確になった。
同調査は、市民の生活意識を明らかにし、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。22年度調査は昨年6月から7月に行われ、20歳以上の2335人から回答を得た。泉区民は107人。
市政への満足度では、泉区民の現住地居住年数が他区に比べ、長い傾向がわかった。15年以上住んでいる人が市内最多で、5年未満の人は瀬谷区に次いで少ない。現住地定住意向も高く、今後も「住み続ける」と答えた人の割合は旭区に次いで高い43・9%。
住まいの環境面を「よい」と評価した人は81・3%(市全体70・9%)と高く、教育・学習環境面の「よい」は50・5%(同41・1%)、交通・通勤面の「よい」は72・0%(同61・7%)、買い物場所の近さの「よい」は70・1%(同58・4%)、防災・防犯面の「よい」は44・9%(同38・7%)などが、市全体より高い傾向を示した。特に、病院・医院の近さが「よい」と答えた人は72・0%(同58・8%)と市内最高だった。
一方、外国人との付き合いが「まったくない」と答えた人の割合が72・0%(同63・3%)と、市内最高であることも顕著に。
区民の心配ごとでは、病気や老後、健康、景気・生活費を挙げる人の割合が高かった。同調査の結果の詳細は、市政策局のホームページでも公表されている。
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