東日本大震災を踏まえ 消防署・団と警察が合同で安全安心総点検
東日本大震災を踏まえた訓練が各地で開催される中、泉区では消防署と消防団、警察署による「泉区安全安心総点検」が8月11日に実施され、41名が参加した。区内の多様な防災・防犯に関する課題にきめ細かく対応しようと行われたもので、泉消防署によると3機関による合同訓練は県内初。
【1】地域に関する情報収集の要領、【2】がけ崩れ・浸水等の被害想定区域、【3】人命救助救出及び避難誘導方法、【4】行方不明者発生時の捜索連携方法、【5】災害時における交通規制要領を確認し、区内の防災・防犯体制の強化を推進することが目的。関係機関の信頼関係や連携体制をより強固にし、支えあう強いチームを構築しようと行われた。
泉警察署に集合した参加者は2コースに分かれ、徒歩で地震・風水害時の巡回経路の安全状況を確認するとともに、行程の途中に設けられた災害想定に基づく訓練を行い、10Kmの行程を縦断した。
1コースでは途中、いずみ野消防出張所で警察職員による災害時の交通要領についてと、消防職員による三角巾の取扱いについての訓練指導が実施され、緑園消防出張所では消防職員によるロープ結索の訓練指導が行われた。
2コースでも途中、岡津消防出張所で警察職員による災害時の交通要領についてと、消防職員によるロープ結索についての訓練指導が実施された。
炎天下の中で行われた同点検は、強靭な体力、精神力の鍛錬を目的とした「猛暑耐久訓練」を兼ねた。
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