上飯田団地連合自治会(長沼元己会長)が4年間連続無火災を達成し、横浜市長表彰を1月19日、泉消防署で受けた。同表彰の基準に達したのは、2010年12月の奈良北団地連合自治会(青葉区)以来1年1ヵ月ぶり。
市長表彰は連続無火災の連合自治・町内会に対して贈っているもので、1万世帯以上は2年間、5千世帯以上1万世帯未満は3年間、5千世帯未満は4年間という基準が設けられている。1368世帯(2011年4月1日現在)の同連合は2007年12月25日から2011年12月24日までの4年間、無火災だったことで基準に達した。
市内で年に1ヵ所あるかないかという表彰を同自治会は16年前にも受賞しており、区内の表彰もこのとき以来。感謝状を手渡した菊池清博泉消防署長は「これだけ長い期間続いているのは、日頃の地域の皆様、一人ひとりの心がけによるもので、関心の高さの結果」と敬意を表した。
同団地は2007年に改築しており、これを機に石油ストーブの使用を控える人が増えたといい、功を奏したという声もある。
長沼会長は「団地なので火災が発生すると延焼してしまい、下の階に消火の水が流れてしまう。住民の火災に対する意識が高く、まわりへの声がけや夜間パトロールも盛ん」と話し、受賞を喜んだ。
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