泉区民の市政への満足度が低下していることが、3月下旬に発表された2012年度の市民意識調査の結果で明らかになった。
同調査は、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月に行い、20歳以上の2314人から回答を得た。このうち、泉区民は106人。
市政全体への満足度として「満足しているほう」「まあ満足しているほう」「どちらともいえない」「わからない」「やや不満があるほう」「不満があるほう」の項目を設定。「満足」(満足しているほう、まあ満足しているほう)と答えたのは24・5%(前年度比16・1ポイント減)と低下した。
一方、「不満」(やや不満があるほう、不満があるほう)と答えたのは今年度も前年度も同じ18・9%で、「どちらともいえない」が38・7%(前年度比11・3ポイント増)と上昇した。
市民と区民の満足度は「バス・地下鉄などの便」が市43・2%、区47・2%でいずれも1位、「ごみの分別収集、リサイクル」が33・8%、32・1%もいずれも2位に。「最寄り駅周辺の整備」(20・7%)が市3位で、区は16・0%(前年度比4・8ポイント減)で4位だった。区の3位は「良質な水の確保や安定供給」で17・0%だった。
区でみると、良質な水の確保や安定供給で5・6ポイント減となるなど、多くの項目で前年度のポイントを下回る結果となった。
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