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脳神経外科内科ほか 脳卒中「顔・腕・言葉」軽い異変でも注意を
日本３大疾病の一つ、脳卒中で毎年人口10万人あたり約１００人が亡くなっているが、発症数はその10倍。一度発症すると様々な後遺症が残るが、心がけ次第で発症のリスクを減らせるという。
脳卒中は「ＡＣＴ―ＦＡＳＴ（アクト・ファスト）顔・腕・言葉ですぐ受診」がキーワード。顔や手足の麻痺、言葉に異常があったら、すぐ専門病院か専門医のいる病院で受診をという意味だ。脳卒中は４・５時間以内の治療で助かる可能性が高く、早期治療で30％以上が回避できるといい、「異変を感じたら受診するか、困ったら救急車を呼んで」と板東院長は呼びかける。
普段と違う片麻痺やろれつ障害、物が二重に見えたり半分しか見えないなどの視野欠損等、症状の多くは数分から１時間以内に消えるので大丈夫と判断してしまう人も多いという。「何でもなくても診てもらった方が良い」と話しており、後々後悔しないためにも、受診したほうが得策といえる。
板東院長は治療の経過がわかる県内共通「連携パス」普及にも注力し、脳卒中の診療に尽力している。
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