横浜銀行で強盗訓練 行員の意識向上めざし
横浜銀行いずみ野支店で6月12日、泉警察署による模擬強盗訓練が行われた。
日頃から銀行側に危機感を持ってもらい、いざという時に落ち着いて行動してもらうことを目的に実施した。
訓練は犯人に扮した警察官2人が銀行に押し入り、拳銃と爆発物で脅した後、現金を奪って逃走。その後を追った警察官がさすまたで応戦し、取り押さえた。
訓練終了後、同署が行員に対し犯人の特徴を覚えているかを調査したところ、実際の年齢と違っていたり、見た目の特徴を誤って覚えていたりと、記憶が曖昧なことがわかった。
銀行強盗に遭ったときのポイントとして同署生活安全課は「通報があればすぐ駆けつけることができる。検挙率を上げるためには、犯人の特徴を正確に把握してもらうことが必要」と話している。
県内では今年、銀行強盗事件は発生していないが、千葉県や愛知県など、他県では既に何件か発生しているという。普段から意識しておくことの必要性を確認する機会となった。
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