4機関合同で初の訓練 バスと車の事故を想定
路線バスと乗用車の交通事故を想定した消防訓練が2月12日、泉消防署、神奈川中央交通、泉警察署、国際親善総合病院によって行われた。
負傷者が多数発生した状況下での各機関の相互連携体制の強化や、路線バス運転手の初動対応事項の確認と検証を目的としたもので、4機関合同での実施は泉区で初の試みとなる。
訓練では消防指令本部が設置され、負傷者のケガの程度や性別等、消防や警察が持つ情報を病院側に伝達する動きなどを確認し合った。
泉消防署予防課によると、バスと乗用車の大規模な事故は区内で発生していないが、戸塚区では昨年2〜3件発生したといい、警防第一課の牧野啓二課長は「災害時の必要事項の確認もでき、顔の見える関係を構築できたことは大きな成果。問題点を見直し、毎年実施して行きたい」と継続して行う意向を示した。
同署による救命講習では、運転手らがAEDの使用方法などを学んだ。
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