緑園西小学校(桃井陽子校長)で2月27日、ロサンゼルスオリンピック体操個人総合金メダリストの具志堅幸司さんが講演を行い、自身の経験を踏まえながら、卒業する6年生児童に激励の言葉を贈った。
具志堅さんは1989年から10年間、緑園に住み、同校PTA会長を務めていた縁で08年度から講演を行っている。
五輪出場時の映像が流れると、児童からは「すごい」「運動の神様みたい」と歓声が上がり、技が決まる度に拍手が送られた。
中学3年の一年間、志望校に行くための勉強や体操の練習を休まず続けたことに触れた具志堅さんは、「大事なのは目標に向かっていくこと。そこに努力がある」と話した。大学時代にアキレス腱断裂や足首骨折など大けがを経験し一度諦めようとしたが、周りに支えられ競技に戻ることが出来たといい、「本気になれば何かが変わる」「苦しい時は周りに話してみて」とアドバイスを送った。
児童からは「自分も夢に向かって頑張ろうと思った」などの感想が聞かれ、現在新体操に取り組んでいるという倉持歌菜さんは「無理だと思わず、諦めないことが大事だと思った。自分も大きな大会に出られるよう頑張りたい」と意気込んだ。
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