飯田北小学校(武藤牧子校長)で3月3日、今年度卒業生による「成長と感謝を伝える会」が行われた。児童が卒業後の抱負や運動の成果等を発表したほか、「横浜の発展と飯田北小の141年」をテーマとした寸劇が披露された。
同校の6年生が地域住民らから学んだ歴史を寸劇としてまとめ、保護者や教職員らを前に発表したもの。4月からいちょう小学校と統合することを機に、今回初めて行われた。
寸劇の内容は、横浜開港や上飯田の養蚕業、飯田北小の移り変わり、戦争時代、戦争後の学校の歩み、いちょう団地の誕生と外国籍の人の増加、飯田北小誕生、支えてくれた人たちへの感謝と決意など。
飯田北小の移り変わりでは1873年(明治6年)に誕生した同校の前身「飯田学舎」から学校名が何度も変わったこと、戦争時代では1943年に校舎が焼失して廃校の危機となったが日枝神社の建物を一部改装するなど地域住民の熱意により存続したことが盛り込まれた。
最後は卒業生全員で「私たちは飯田北小学校出身という誇りを胸に、これからの未来を強く生きていきます」と締めた。
寸劇は3月15日(土)の「ありがとう飯田北の会」でも披露される。
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