横浜オールウエスト 県トーナメント制覇 区内3選手が躍動
泉・戸塚・栄・港南の4区の野球チームに所属する小学生女子選手からなる合同チーム、横浜オールウエスト(常盤哲哉監督)=写真=が、6月に開催された「第1回エリエールトーナメント神奈川県女子学童選抜野球大会」で優勝した。泉区のチームからは6年生3選手が出場し、躍動した。
県内の小学生女子選手に出場機会を与えることなどを目的に開催された同大会には、単独で活動するチームや合同チームなど14チームが出場した。横浜オールウエストの選手は各区の少年野球連盟から推薦された23人。今年結成し、4月からほぼ毎週末に練習を行っていた。
泉区からは、片岡采香さん(西が岡ベアーズ)、丹山萌乃さん(緑園ラービー)、鈴木詩萌さん(新橋コスモ)の3選手が選ばれ、主力(スタメン)で出場した。
2回戦から登場したチームは初戦の川崎ニュースターズ(川崎市)に10対2で勝利すると勢いにのり、準決勝の横浜スターガールズ(横浜市)に5対3、決勝では優勝候補の鎌倉ガールズ(鎌倉市)を5対3で退けた。
投手を務めた片岡さんは「女子野球は楽しかったし、みんなの頑張りで優勝できて嬉しい」、捕手の丹山さんは「チームで団結して戦うことができた。これからも諦めずに楽しくプレーしていきたい」、外野手の鈴木さんは「他チームの女の子たちと知り合うことができ、一緒にプレーできてよかった」と大会の感想を話した。
チーム顧問で、県少年野球連盟学童部常任理事の黒田啓次さんは「(優勝は)練習の結果。監督、コーチもよく指導してくれた。女性が野球をする場はまだ少ないが、これからも続けてほしい」と話した。
チームの他区メンバーは次の通り(順不同・敬称略)。カッコ内は所属チーム。
上月優奈(品濃ビクトリー)▽松本彩花(同)▽八重尾華雅(戸塚アイアンボンドス)▽川名栞(南舞岡スカイラーク)▽金子夏実(戸塚ホークス)▽佐藤楓菜(大正少年野球部)▽長澤風花(東俣野アローズ)▽若月胡桃(戸塚ドリームズ)▽田村明日香(深谷フレンズ)▽布施りん(犬山ジャガーズ)▽杉本詩織(美晴台少年野球部)▽松橋舞(同)▽高桑涼(美晴台少年野球部)▽福島由季(同)▽市川結梨(玉興芹が谷クラブ)▽武田涼子(港南百合ヶ丘Mファントム)▽伊藤聖奈(同)▽松島さくら(港南台メッツ)▽朝田珠樹(同)▽伊藤和美(港南台ブラックバーズ)
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