緑園と弥生台地区で8月29日、次世代モビリティ(電気バイク)の実証実験が行われた。
横浜市と相鉄ホールディングスが相鉄いずみ野線沿線「環境未来都市」の推進に向けた取り組みの一環として実施。藤沢市のベンチャー企業、E・ミニモ(西尾達二社長)が開発した電気バイクを、建物の保安警備などを手掛ける相鉄企業(西区)が、山坂が多い両地区周辺での通常のパトロール業務で活用した。
E社の電気バイクは二輪と三輪の2台で、1回の充電で市街地走行60Km以上、登坂力15度以上、最高時速45Kmを誇る。西尾社長によると、電気バイクは低速で山坂走るのが不得意という意味でも両地区は良いフィールドで、リチウムイオン電池が発火すると溶けて止まるため、どの程度で止まるのかを実験したという。
また、電気バイクはガソリン車のような乗り方ができないため、西尾社長は「ガソリン車同様、違和感なく乗れることを目指す。何度かデータを取り、丸一日充電せずに使えるようにしたい」と話した。
電気バイクでパトロールを行った相鉄企業の担当者は「音が静かなので(周囲の音から判断しやすく)警備しやすかった。加速も問題なく、違和感はない」と感想を話した。
両地区での実験は9月中にも行われ、将来の量産化に向け、走行性や耐久性等を検証していく。
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