神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2015年1月1日 エリアトップへ

新春企画 スピード感に大興奮 スポーツ吹き矢を体験取材

スポーツ

公開:2015年1月1日

  • LINE
  • hatena

 「狙い定めて『フ』!」。区役所でこのキャッチフレーズとともに1枚のチラシが目に飛び込んで来た。手にとると、それはスポーツ吹き矢の会員募集案内。名前を聞いたことはあっても、競技の様子は見たことがなかった記者。体験も受け付けているとのことで、早速申し込んでみた。突然の依頼にも関わらず、気持ちよく迎えてくれたのは「いずみ中央吹き矢クラブ」のみなさん。練習は毎月第2・4土曜日にいずみ中央地域ケアプラザで行っている。この日は指導者を含め9人が参加していた。

 まず初めに競技の説明をしてくれたのは、県協会の副会長で上級公認指導員・公認審判員の野村久さん(=前列右から2人目)。スポーツ吹き矢は競技者の取得段・級位によって決められた距離から直径33cmの円形の的を狙い、息を使って矢を放つスポーツ。的は中心部分が7点、外側にいくにつれて5点、3点、1点。1ラウンドで5本の矢を吹き、規定のラウンド終了後に合計点を競う。競技に使うのは、カーボン樹脂等でできているという筒とフィルム製の矢。先端部分が金属になっているため、放った時に発砲ポリエチレンの的台に刺さるというわけだ。

 「じゃ、やってみようか」という野村さんの言葉に誘われて的から6mのラインに立つ。まず一礼。そして矢を筒に入れて構える。筒の長さは120cmほどだが、一方を口にくわえているため、バランスを取るのが意外と難しい。そして今度は的をめがけて息を吸いながら筒の狙いを定め、一気に吹く。熟練者になると速度は時速100Kmを超えるそうだが、矢は弱々しい感じで的の外側に収まった。呼吸を整えて一礼し、1本目が終了。「もっとゆっくり吸って一気に吐き出すイメージ」とアドバイスを受け再挑戦。すると、ズバッと音を立てて的の中心付近に刺さった。5点だった。この音がたまらなく気持ちがいい。

 聞くとクラブのメンバーは、広報チラシなどを見て健康のために始めたという人がほとんど。そしてみな一様に初回の体験でこのスピード感にはまっている。気付けばあっという間に3ラウンド(15本)を終了。予備知識もなく、その日に行って楽しさを感じられるスポーツ吹き矢。健康にもいいと聞き、なおさら興味津々。これは確かに面白い。

泉区版のローカルニュース最新6

横浜紙ペン 脱炭素PRに

四季の会

横浜紙ペン 脱炭素PRに

緑区役所が1000本

3月28日

参加企業を募集

泉火災予防協会

参加企業を募集

「地域貢献しませんか」

3月28日

県最大の献血ルーム開所

横浜駅東口スカイビル

県最大の献血ルーム開所

空港ラウンジをイメージ

3月28日

4月1日開院に向け式典

ゆめが丘総合病院

4月1日開院に向け式典

住民向け内覧会も実施

3月28日

親子で横浜体験

親子で横浜体験

宮ノマエストロ

3月28日

4月から「泉区版」は「戸塚区・泉区版」となります

【Web限定記事】タウンニュース社からのお知らせ

4月から「泉区版」は「戸塚区・泉区版」となります

3月28日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook