全国屈指、260を超えるチーム数がある神奈川県ミニバスケットボール。その頂点を決める第35回県ミニバスケットボール決勝大会「チャレンジカップ」が、1月24日まで横浜文化体育館で行われ、男子の部で中田ミニバスケットボールクラブ(島田繁監督)が3位に入った。
40年近い歴史がある同クラブは、中田小学校で週に3度練習し、男女合わせて30人が所属する。結成当初から指導に当たる島田監督は、現在教え子がコーチを務め、その子どもが選手として所属。2世代を指導する大ベテランだ。今年度は島田監督の孫でキャプテンの美良君をはじめ、6人の6年生が中心。守備に重きを置き、試合の終盤で走り勝てるよう持久力をつけてきた。昨年は春、秋ともに泉区大会で優勝するも、関東大会をかけた県秋季大会はベスト8だった。
県予選を勝ち抜いた32チームで争った今大会は、市内で凌ぎを削る川上北(戸塚区)相手に持ち味の守備で失点を抑え、31対16で勝利。同大会で初のベスト4入りするも、準決勝は序盤から動きが固くなり、東希望が丘(旭区)に17対28で敗れた。
秋季大会では優勝経験があるも、全国行きがかかるチャレンジカップはこれまで無冠だった同チーム。島田監督は「それだけに勝たせてあげたかったが、ここまで勝ち上がったことを褒めてあげたい」と話した。
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