2015年度泉区個性ある区づくり推進費予算がまとまり、自主企画事業費に前年度0・46%減の約9810万円が計上された。14年度に引き続き、防災対策や子育て支援等を重点事業とし、新規事業として16年の区制30周年に向けた準備事業が組み込まれた。
予算は、【1】地域活動の支援、【2】安心・安全なまちづくり、【3】次世代の担い手づくり、【4】健康と福祉のまちづくり、【5】区の地域特性と環境に配慮したまちづくり、【6】信頼される身近な区役所づくり――の6つの柱を軸に、35事業で構成。
【1】では、「地域主体の地域運営」の推進や自治会町内会の振興事業等を行う。
【2】で重点事業とされているのは防災対策。昨年度に引き続き木造住宅密集地域の延焼防止対策として、地域防災拠点に新たに軽可搬ポンプ5台を配備し、訓練を実施する。
【3】では、保育施設・幼稚園等との協働による子育て支援事業に重点を置き、子育て世代から多くの理解を得ているという「いずみっこひろば」を継続して開催。育児支援の情報提供や保育コンシェルジュによる相談等を実施する。
【4】では前年比11・8%増の予算を計上し、健康ウォーキング事業などを含む健康づくり活動支援や地域福祉保健計画の推進に注力。
【5】には新規事業として、来年の区制30周年に向けて記念カレンダーの制作や区のマスコットキャラクター「いっずん」の積極的な活用を組み込んだ。今後実行委員会を発足し、区民と一体となり話し合いを進めていくという。
【6】では利用しやすい環境の整備の継続とともに、照明に人感センサーを導入し、消費電力量の削減を図る。
一般管理費には前年比1・3%増の約6億2300万円が計上されている。
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