緑園都市コミュニティ協会（ＲＣＡ）の国際交流委員会が４月25日、留学生の歓迎会を緑園クラブハウスで開催した。
この春、フェリス女学院大学に留学してきた学生を中心に、残留留学生や横浜国立大学の留学生、国際交流に興味を持つ日本人の学生が20人近く出席。留学生は、出身国と名前に「アニメや漫画、アイドルの嵐が好きです」、「山口百恵さんの歌が歌えます」などの一言を添えて、日本語で丁寧に自己紹介をした。
その後は立食パーティー形式で、ＲＣＡのメンバーが積極的に声をかけ、日本文化や出身国の話などに花を咲かせた＝写真。スロバキアから留学してきた男性は「日本語と日本文化を勉強しに来た。大阪に相撲を見に行ったこともある」と、早速新しく出会った仲間と楽しげに交流していた。
ＲＣＡ国際交流委員会が設立されたのは１９９１年。「大学で友達はできるけれど、大学と寮の往復だけで、地域の人と交流する機会がない」というフェリス女学院大学に通う留学生の声がきっかけだったという。今では、留学生の歓迎会のほかにも、出身国の紹介をするトークサロンの開催や大学祭への参加、夏には皆で浴衣を着て、地域の夏祭りやみなとみらいで開催される花火大会にも足を運ぶという。
同委員会の根岸史修さんは「（これまで接してきた留学生が）帰国した後も結婚式に招待してくれたり、こちらに遊びに来てくれたりする」と、交流は留学中だけに留まらないと話していた。
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