アザラシ型のＰＡＲＯと触れ合う女性
泉区内16カ所の高齢者介護施設による「介護職応援フェア」が９月25日、泉公会堂で開催された。
ひと口に介護施設といってもサービスの種類や特徴はさまざま。フェアでは、介護職を目指す人や利用を考えている人に向けて、各施設の紹介や見学、介護の現場で使われているロボットとの触れ合い体験などを実施した。会場ロビーには各施設手作りのパネルがズラリ。利用者が楽しんでいる様子を収めた写真を交えて、それぞれの特色や季節のイベントなどを紹介していた。施設の見学では個室型やショートステイなど、特徴の異なる複数の施設を巡った。
ロボット体験コーナーでは、アニマルセラピーのような効果が期待されるアザラシ型のＰＡＲＯ（パロ）や人と会話できるＰＡＬＲＯ（パルロ）などが用意され、ＰＡＲＯと触れ合った女性は「かわいい。ペットみたいで癒される」と笑顔で感想を話していた。まだ数は少ないが、泉区内の施設でも実際に介護ロボットが活用されているところもあるという。
パネル展示の様子
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