障害福祉サービス事業所・共働舎(中田西)のチームが昨年11月28日に開かれた「第7回チャレンジドカップ」の決勝大会パン部門で銀賞を受賞。同12月22日に区役所を訪れ、下村区長らに喜びの報告をした。
「チャレンジドカップ」は、障害がある人が作るパン・菓子の日本一を決める大会。2003年に第1回が行われ、以後隔年で開かれている。今大会には、全国18都道府県から55施設が参加。パン部門と菓子部門に分かれて、作業工程や製品の出来を競った。
共働舎チームが参加したパン部門には28施設がエントリー。同チームは今大会のために開発した新商品「濃厚チーズブレッド」で挑んだ。商品は、小麦本来の美味しさを損なわないようにしながらも、3種のチーズを練りこみ風味を増したもの。上部を織り込みにするなど、成型にも工夫を施し、見た目も上品に仕上がった。
第1回大会から毎回出場し、第5回大会では金賞を受賞した実績もある共働舎。しかし、今回はベテランメンバーが抜け、20代から40代の全く新しいチーム編成だった。萩原施設長は「新メンバーでの挑戦だったので、正直結果にはとても驚いています。みなさんの頑張りがすべて」と喜んだ。出場メンバーは「緊張せずに、普段通りにやることができたのが結果につながった」と口をそろえた。
5人の来庁を花束で祝福した下村区長は「私もさっそく頂きましたが、とてもおいしかった。さすが受賞作品ですね」と話した。
「濃厚チーズブレッド」は数量限定で販売中。問い合わせは共働舎【電話】045・802・9966。
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