泉区版 掲載号:2016年2月18日号 エリアトップへ

30年来、音声訳ボランティアいずみで活動を続ける 永井 けい子さん 和泉町在住 66歳

掲載号:2016年2月18日号

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声を届け、人を支える

 ○…点字の点訳と同様に、文字情報を音に変える「音声訳」で視覚障害者へ情報を届けるボランティアを分区以来、約30年にわたり続けている。文章だけでなく「1時の位置に海が、5時の方向に崖が――」と地図や図表も声で伝える。感情を込める朗読とは違い、正しく分かりやすく伝えるのが音声訳のポイント。「入門当初『まずは間違えて恥をかきなさい』と言われたけれど、間違えることは今でもありますよ。日々勉強」とハツラツと話す。

 ○…自身が所属する音声訳ボランティアいずみでは、14人の会員が区社協だよりや選挙公報などの音声化を行っている。録音は自宅で行うことも多い。「読むタイミングが難しい。カラスの声とか風の音が入らないように見計らわないと」と笑う。約30人いるという利用者が必要としているのは、ローカルな情報。祭りなどの音声をその場で録音した「生録」に、演歌ベスト10などをまとめた独自の月刊テープ雑誌「せせらぎ」も好評だ。「元々専業主婦。活動をしていなかったら、こんなに地域に詳しくなかっただろうし、色々な場所に出かけることもなかったと思う。本当に楽しい」

 ○…始めたきっかけは自身曰く「不純」。遠方に住むリハビリ中の父を見舞うことがなかなかできずにいた時、音声訳の講座開催を耳にした。「声をテープに入れて送れたら」。結局父へ届けることは叶わなかったが、テープに吹き込んだ声は一人きりになった母の癒しになった。「声を聞きながらつい眠ることが多かったみたい」とほほ笑む。

 ○…高齢化による引退者もおり、会員数はギリギリの状態。春には会員募集も兼ねた入門講座を5年ぶりに開く。会員が減り、寂しがる利用者の声を聞くと、自身は一番の古参会員だが、元気な限りは続けねばという気持ちになるという。「今後、滑舌が悪くなっても、読む以外にもテープの編集とかできることはあるから。まだまだ」

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