泉警察署(平山紀朗署長)は、振り込め詐欺を未然に防止したとして、ふれあいクリニック泉(青木洋祐院長)のケアマネージャー小柴聡子さんに3月1日、感謝状を贈呈した。
事件発生は2月3日。小柴さんが担当している女性の在宅介護をしていたところ、そばで女性の夫が電話応対をしていた。聞こえてきた会話から振り込め詐欺ではないかと察知。話を聞いてみると、孫をかたる男から「100万円が必要になった」と言われ、すでに現金を用意している状態だった。現金の引き出しについても、窓口では疑われるため、ATMを使うようにと指示があったという。
携帯電話の番号も使えなくなったという理由で指示に沿って削除してしまっていたが、手書きで番号を残してあったため、孫本人に連絡を取ることができ、詐欺と発覚。警察へ通報した。
まだ犯人は捕まっていないが、「現金を手渡す前に気が付いて本当によかった」と小柴さんは笑顔を見せる。泉警察署管内での振り込め詐欺の被害は、今年に入ってすでに2件で200万円になっており、引き続き警戒を呼び掛けている。
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