消防団員の不足が横浜市内の多くの区で課題となっている。泉区でも定員から約2割不足しているため、泉消防署では新団員の募集を呼びかけている。
消防団とは、普段は就業または学業をしながら地域の防災啓発、非常時の消防・救助活動などを行う組織。団員は特別職の地方公務員として、活動に応じた報酬や出動手当の支給が受けられる。地域ごとに設けられた分団での訓練のほか、新団員向けの研修参加や救急救命の資格取得もある。入団の資格は区内在住・在学・在勤の18歳以上の男女。
泉区では定員480人に対し、6月1日時点で実員は390人。2割近く不足しているという。現在の団員の平均年齢は約50歳。将来を見据え、若い世代の入団が必要とされている。泉消防団オリジナルのJKG体操(自助、共助で減災体操)などでの活躍も目立つが、女性団員の割合が低いことも課題という。
入団についての問い合わせは泉消防署庶務課【電話】045・801・0119。
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