6月4日から10日は、「歯と口の健康週間」と定められており、正しい知識の普及啓発や予防などを目的にさまざまな企画が全国各地で開催されている。泉区内でも泉歯科医師会(宮内錦一会長)による予防企画が6月2日に福祉保健センターで開催された。
歯を強化し、再石灰化を助けるといった効果で虫歯予防に効果的とされるフッ素塗布には未就学児およそ100人が参加。まずは親子でフッ素の仕組みや歯磨きについての説明を受けた。フッ素塗布の会場では、慣れない雰囲気に緊張したのか泣き出す子どももいたが、同会の医師が優しく話しかけながら歯にフッ素を塗っていった。
会場には、子育て中で歯科に通いづらい保護者のための歯科健診ブースや子どもの歯についての相談ブースも設置。「歯磨きの時にえずいてしまう」「泣きじゃくるので歯科で治療できそうにない」といった悩みに医師がアドバイスをしていった。「歯磨き粉はいつから使っていいのか」という疑問については、「うがいができるようになるまでは使わずに、保護者がしっかりと磨いてあげてください」と回答。また「子どもに虫歯菌をうつさないように、大人も口腔ケアに注意が必要」と呼びかけていた。
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