横浜隼人中学高等学校(鈴木紀代子校長)の女子卓球部=写真=が6月3日から5日まで群馬県の前橋市で行われた「関東高等学校卓球大会」に出場し、学校対抗、シングルス、ダブルスで優勝し、2008年以来となる完全制覇を達成した。
同校は学校対抗で正智深谷高校(埼玉県)を破り優勝。また女子シングルスでは笹尾明日香さん(2年)、女子ダブルスでも笹尾さんと光根鈴香さん(2年)のペアが頂点に立ち3部門制覇となった。
関東大会への出場は10年連続10回目。「節目の年ということが、選手たちがより結果を意識することにつながったのでは」と同部顧問の岸昌宏教諭。通常よりも試合数が多く、体力的、精神的にも消耗するという同大会。気持ちの切り替えも重要なポイントだった。林茜主将は「ここ何年か優勝できていなかったので嬉しい。春の選抜以降、ベンチも含め全員が一丸となって応援するなど、チーム力が上がった」と話した。また、シングルス・ダブルスでの活躍で3冠に貢献した笹尾さんは「ハードで厳しい試合もあったが、大会前に想定して練習したことが役立った。優勝しないと意味がないと思うので全国でも頑張りたい」と次を見据えた。全国大会は、7月31日(日)から岡山県で行われる。
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