「いじめがない子ども社会」を目指し、毎年開催されている「横浜子ども会議」が8月29日から各区で順次行われた。泉区では30日に緑園地域交流センターで実施され、中学校8校、小学校20校の代表者28人が参加した。
これは2013年から横浜市立学校を対象に開催されている取り組みで、市立学校の子どもたちが「いじめ」について話し合いを進め、会議の内容を学校で実践していこうというもの。泉区では中学校の学区ごとに分かれ、中学生が中心となり話し合いを行った。
開始直後は緊張している様子も見られたが、だんだんと自分の考えを発信できるようになっていった。各校の取り組みとして多かったのは、あいさつ運動やアンケート調査。相手を傷つける「ちくちく言葉」を言わないように心がけることも大切という声もあった。
泉が丘中学校ブロックでは、「悪気がなくいじっているだけのつもりでも、相手は嫌な思いをしているかも」と、人によって受け取り方が違うという意見が出た。学校全体で情報を共有するために、集会委員などと協力した企画を実施するなど、具体的な案も膨らんだ様子だった。
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