料理人や生産者ら、横浜の地産地消を進める「濱の料理人」による出前授業がいずみ野小学校で11月14日、行われた。
今年で5年目を迎えた企画で、3〜6年生の児童を対象に学年ごとに異なる分野のプロが授業を行った。5年生が学んだのは「米のよさ」について。美濃屋あられ製造本舗の小森健太郎さんが講師となり、米菓ができる工程などを紹介。講義の後は、柿の種づくりに挑戦した。薄く切ったもちをフライパンで炒っていくと、少しずつ丸みを帯び、香ばしい香りが漂い始める。児童は「柿の種の形になった」と喜び、しょうゆだれにつけて試食するたび「おいしい」と歓声があがった。
同校では毎年、4〜6年生が米作りに取り組んでおり、今年は250kgの米を収穫。齊藤由香校長は「これから5年生は精米作業を行う。この授業が米について知識をさらに深める機会になれば」と話した。
昼には児童考案、プロ監修のスーパー給食が振る舞われ、会食を楽しんだ。
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