市立中和田中学校サッカー部が2月19日に行われた「第19回日産スタジアム杯少年サッカー大会」中学生の部決勝で山内中学校(青葉区)を下し、初優勝を飾った。
会場の日産スタジアムには、保護者や生徒らが応援に駆け付け、選手たちにエールを送った。中和田中は前半から果敢に攻めるも、なかなかシュートが決まらず試合は均衡状態に。だが、前半終了間際の29分、スルーパスを受けた武田拓実君がゴール前までドリブルで持ち出し、ゴールキーパーの頭上を越えるミドルシュートで先制。後半は、山内中も点を取り返そうと、攻撃の人数を厚くして攻め続けたが、中和田中が堅守で無失点に抑え、試合終了。1対0で勝利し、市内中学校の頂点に立った。
表彰式では選手一人ひとりが金メダルやトロフィーを受け取り、初優勝の喜びをあらわにした=写真。来場者からは選手を称える大きな拍手が沸き起こった。
決勝点を決めた武田君は「日産スタジアム杯という大きな舞台で歴史に名を残せたことがすごくうれしい。ここで留まらず県大会などで結果を残せるチームになりたい」と喜びを語った。また、部長の河合大輝君は「チーム一丸で練習をしてきて、少ないチャンスをものにでき優勝できたことは部長として嬉しかった」と話した。
今大会に向け同部では、以前出場した大会での反省を生かし、練習を重ねてきた。春原和也監督は「我慢比べの試合展開。武田の鮮やかなシュートに加え、山内中の攻撃をディフェンス陣やゴールキーパーの冷静な判断で無失点に抑えることができたのが優勝への大きな要因」と振り返った。
小学生は準優勝
同大会には、6年生チームが対象の小学生の部もあり、選抜選手で結成された泉区チームが同日行われた決勝に出場。同じく初優勝を目指し、試合に臨んだが、港南区チームに0対2で敗れ、準優勝だった。
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