テアトルフォンテの小学生向け企画・制作ワークショップ「ジュニア・プロデューサーになろう!」の参加者が制作・運営するイベント「春のパステルコンサート」が3月4日、同館で開かれた。
これは、小学生がプロデューサーとなり、コンサートのコンセプトや曲目の決定、チラシやプログラムのデザイン、そして当日の運営までを体験する企画で、同館初の試み。今回は4人の小学生が参加し、コンサート本番に向けて1月から打ち合わせを重ねてきた。「大人も子どもも楽しめる」がコンセプトの一つで、会場となった同館ホールは、家族連れを中心にほぼ満員になった。
出演は野田和佳子さん(ソプラノ)、鈴木彩音さん(ピアノ)、菊池理恵さん(バイオリン)からなるクラシックアンサンブルの「マリン・ミューズ」。演奏は、小学生たちが「パステル色のような春のやさしいあたたかさを感じてほしい」と出演者とともに考えた選曲で、クラシックや童謡など約10曲を披露した。途中、来場者と一緒に歌う場面もあり、会場は一層盛り上がった。
プロデュースした小学生の一人は「このような体験はなかなかできるものではない。本番に合わせ椅子を並べるのが大変だった」と活動を振り返った。
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