泉区民文化センター・テアトルフォンテ(二村徹館長)で4月29日(祝)、入場無料のイベント「フォンテ・フェスタ」が開催される。恒例のイベントだが、今回は集客を見込んで開催時期を夏から春に変更。ホールでプラネタリウムが上映されるほか、以前は市民団体の出演が多かったステージにプロの音楽家らが登場するなど、新しい試みが行われる。
同イベントは「地域の人に施設の魅力を知ってもらいたい」と、10年以上も続く恒例行事。しかし、同職員によると来場者は年々減少。2014年のイベント来場者は2200人だったのに対して、昨年は2000人だったという。「夏は遠出をする人が多いのでは」と今年は開催時期を見直した。職員は「少しでも多くの方に来ていただきたい」と話している。
今年は、同イベント初の、プラネタリウムの上映をホールで試みる。上映される内容は「春の動物星座めぐり」と、泉区の夜空を映し出す「今夜の星座めぐり《泉区》」。各回先着50人で、当日午前9時半から同館総合受付で入場券が配布される。二村館長は「ホールはプラネタリウムにもなるのだという驚きとともに、施設では色んなことができるのだということを知ってほしい」と期待を込める。
ほかにも、プロの音楽家らによる「キッズ&ファミリーコンサート」やバルーンアート教室など、新しい企画が並ぶ。
より身近な施設へ
1993年に完成した同館。「当初は芝居専用小屋としてスタートしました」と二村館長。モダンな雰囲気が漂う館内を見回し「開館当初は、アカデミックなものを取り入れたイメージがあったため、一般市民の皆さんは入りにくかったのでは」と話す。現在は多目的ホールとして「親しみやすい、皆が集まれる場所」を目指す。「サークルの発表会などに気軽に使ってもらえれば」と区民に利用を呼びかけている。
詳細は同館【電話】045・805・4000へ。
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