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援農ボラが活躍中 高齢者の交流の場にも

社会

掲載号:2017年9月14日号

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ナスを収穫するボランティアら
ナスを収穫するボランティアら

 JA横浜が育成と確保に力を入れている農業支援ボランティア。人手不足が叫ばれる中、遊休農地の回復活動や労働力の補助として、地域の農家にとっては大きな力となっている。泉区でも現在男女23人が活躍中だ。

 JA横浜は、ボランティアとして活動する人材を増やすことで、農家の人手不足の解消や遊休農地の回復につなげようと、市内北部で2013年から「援農ボランティア」をスタート。泉区など南部では15年から始まった。

 JA横浜によると、現在区内で活動する23人は大部分が定年退職後の65歳以上だ。共通しているのは「体を動かしたい」「時間を有効に使いたい」「誰かの役に立ちたい」といった要望。農家でのボランティアが居場所づくりにもつながっている。

 ボランティアが行う作業の位置づけは研修。主に種植えや収穫、出荷作業を行っている。活動は、生産者が必要に応じて支援を依頼。依頼を受けたボランティアは決められた日時に農地などで作業する。

 ボランティアは、事前にJAの研修を受講し登録された後、作業を通じて農業技術の習得を目指す。農作業のみならず、子育てサークルや幼稚園・保育園などを対象に開催される収穫体験でもスタッフとして参加することもある。

仲間と一緒に収穫の喜び

 下飯田にある高橋久美子さん(45)の農地は、約17アール。現在、露地野菜を中心に夏はナスや枝豆、冬はブロッコリーなどを栽培している。

 14年に就農し、今年度から援農ボランティアを依頼したという高橋さん。8月17日から毎週木曜日、2〜3人のボランティアが作業に訪れている。「一人で野菜を育てていくのは大変。今年は人手が増えたので、収穫量も期待できる」と顔をほころばせる。

 取材当日、高橋さんの農地で収穫を手伝っていた荒木美春さんは、「気心を知れた仲間で和気あいあいと作業しているので、毎週の活動が楽しみ」と話した。

 JA横浜の横浜農業総合対策室の鈴木鉄也係長は「地域の農業を知ってもらえる機会として、さらに援農ボランティアという組織が確立することで、地域でのさまざまな課題を解決することができるのではないか」と話した。

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