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地域ぐるみで出火防げ 森田署長に聞く防火対策

社会

掲載号:2017年12月21日号

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森田清署長
森田清署長

 区内で11月末までに発生した火災のうち、3件で死者が出ている。泉消防署によると、この3件ともに、65歳以上の高齢者単身世帯。泉消防署は防火対策として、地域ぐるみの取り組みの必要性を訴えている。

 区内で今年11月30日までに発生した火災件数は28件。出火原因は放火、コンロ、たばこ、たき火など。このうち8月に2人、11月に1人が、火災が原因で焼死している。

 泉消防署によると、直近10年間の火災による焼死者数を平均すると、1・5人だといい、今年はこれを大きく上回る死者が発生していることになる。

 さらに特徴的なのが、焼死者3人全員が65歳以上の高齢者で、単身で生活するいわゆる「独居老人」だったということだ。出火原因はたばこや電気コンセントなどによるものと推定されているという。

 森田清署長は3件の火災を振り返り「亡くなった3人は身体が不自由だったり、パニックになったりして、すぐに助けを呼ぶことができなかったのではないか」と話す。また、「今後も高齢者単身世帯の火災は増える可能性がある。助けを呼びやすい環境、人の目が届いている地域にしていくことが大切だ」として、地域ぐるみの防災・共助の必要性を呼びかけている。

火災で命を守る7つのポイント

 同期間中に市内で発生した火災件数は753件(前年同期比101件増)。主な原因は放火、たばこ、こんろ、電気機器、ストーブとなっている。市は「住宅防火 命を守る7つのポイント」として次の対策を挙げている。

 ▽寝たばこは絶対にやめる▽ストーブは燃えやすいものから離れた位置で使用する▽ガスコンロのそばを離れるときは必ず火を消す▽逃げ遅れを防ぐため、住宅用火災警報器を設置する▽寝具や衣類に防炎製品を使用する▽小さい内に火をけすために住宅用消火器などを備える▽お年寄りや身体の不自由な人を守るため、隣近所の協力体制をつくる。

大掃除で防火点検

 また、電気による火災は、長期間コンセントにプラグを差し込んだままの使用や、たこ足配線が原因となったものが多い。これから年末の大掃除の時期に必ず実施してほしいこととして、コードやコンセントの対策を挙げる。【1】コードがものの下敷きになって破損していないか【2】プラグはしっかりと差し込み、ほこりがたまっていないか【3】コードを束ねたまま使用していないか【4】劣化が進んだ古い家電やコード、プラグを使用していないか。森田署長は「大掃除はいい機会。普段は行き届かない防火点検をしてほしい」と話す。

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