西が岡小学校で1月27日、草月流生け花顧問の鈴木夏栄さんによる「生け花教室」が開かれた=写真。同校では、学校運営協議会が主体となり、毎月第4土曜日の午前中に子どもたちや保護者、地域住民の憩いの場として図書室を開放し、さまざまなイベントを企画しているという。今回の生け花教室もその一環で、この日は児童と保護者ら15人ほどが参加した。
サンシュ、カーネーション、スターチス、ムギといった季節の花を自由に表現するのが今回のテーマ。参加者たちは用意された花器の中から好みのものを選ぶと作業がスタートした。
生け方や草花の取り扱いに悪戦苦闘する児童らを前に鈴木さんは「華道の規則はたくさんありますが、今日は楽しく自由にやってみましょう」と声をかけ、各テーブルを回りながら作業をサポート。また「植物の命、力を借りて自分を表現するアートが生け花。みんなに受けようとしなくてもいいですよ」とアドバイスすると、木を曲げたり、茎を木の間に渡したり、葉をちぎるといった独創的な作品が次々に出来上がった。完成作品を並べ、じっくり見つめていた鈴木さんは「さまざまな表現があってとても面白いと思います」と笑顔だった。
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