泉区版 掲載号:2018年2月22日号
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絵手紙サークルの講師を務め、カリグラファーとして手書きの良さを伝える 渋谷 登志子さん 緑園在住 59歳

届け心、手紙に乗せて

 ○…流れるように、踊るように書かれた言葉が紙上で舞う。目を凝らせども印刷物と見紛うほど精巧に書かれた”英字の書道=カリグラフィー”。2009年12月、新橋コミュニティハウスの開館以来手書きの良さを伝えようとカリグラフィー、絵手紙の両サークルで講師を務める。電子メールで簡単に連絡が取れる今だからこそ、手書きの文字や絵で思いを届けたい。

 ○…兵庫県姫路市生まれ。絵を描くことが好きだった少女は女子美術大学を卒業し、デザイナーの道へ。広告代理店に勤めた。コンピューターのない時代、手書きのイラストや色付けに奔走した。子育て中も地区のサークルに所属して絵を描く。筆を離さなかった。カリグラフィーはイタリック体、ゴシック体などさまざまな英字の書体で文字を美しく書く手法のこと。その美しさに魅了された。

 ○…ダイビングやスキー、テニスなど身体を動かすことが好きなスポーツウーマン。現在も自宅近くにあるジムに通ってヨガなどで汗を流す。各サークルの講師や作品展、大手文房具メーカーのサインデザイナーとして活躍する日々。一息つく時間は、夫との旅で年に2、3回は海外へ飛び出す。旅先で収める写真は英字で書かれた店の看板ばかり。つい集めてしまう百貨店のパンフレットも「時代の流行を知りたくて」。アンテナを常に張り続ける。

 ○…多忙の中で心癒されたのが、生まれ故郷にいる母から届く箱いっぱいの果物。ありがとうの気持ちを伝えたくて絵手紙を送った。「贈り物はいらない。あなたの描いた絵手紙がほしい」。その言葉を聞き、喜ぶ母の顔を浮かべて季節ごとに手紙を描いた。離れた場所にいる大事な人へ届ける想い。昨年92歳で亡くなった最愛の母は、通った施設に娘からの絵手紙を展示していた。「紙一枚でみんなを笑顔にできる。下手でもいい。伝えたい思いがあればその人の味が出る」と手書きの良さを伝える。

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