感謝状を贈呈された河村さん夫妻（右）と太田文代さん
泉消防署（森田清署長）は、１１９番通報と初期消火を実施したことにより大規模な火災を防いだとして河村秀一さん・里子さん・里美さん、太田文代さんの４人に感謝状を贈呈した。
この火災は４月10日午後９時過ぎ、中田南一丁目で発生した。近隣住宅から火が上がっているのを、河村里子さんが自宅２階のベランダから発見。１１９番通報をした後に、夫の秀一さんと娘の里美さんに知らせ、隣家の太田文代さんと共にバケツに汲んだ水や消火器、水道ホースなどで初期消火を行った。これにより消防隊が到着した時にはすでに鎮火していた。
太田文代さんは「地域のコミュニケーションが大切だと感じた」、河村秀一さんは「防災訓練が役に立った」とそれぞれ振り返る。
森田署長は「早期発見と初期消火で、被害が抑えられた。住宅が密集していることや、時間帯を考慮すると被害は大きくなる恐れがあった」と話している。
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