上飯田小学校放課後キッズクラブで6月15日、振り込め詐欺への注意喚起を目的とした「手形POP」作りが行われた=写真。区内70歳以上の高齢者約2万世帯に配布しようと、警察が区役所などと進めている取り組み。この日は1年生から5年生の児童11人がそれぞれ8個ずつ製作した。
昨年中の泉警察署管内の特殊詐欺の被害は認知件数50件(未遂2件)、被害総額は約1億3500万円におよび、いずれも過去ワーストだった。そこで始まったのが今回のアイデア。同署の長谷善明副署長は「特殊詐欺は電話から始まる。電話をとったときにPOPのメッセージを目にすることで、詐欺に対する警戒を強めてほしい」と話す。
POPは牛乳パック製。折り目を付け受話器の下に貼ると、電話を受けた時に注意メッセージ面が持ち上がってくる仕組みだ。児童たちは「詐欺かもしれないよ」「その電話大丈夫?」など、思い思いのメッセージを書き入れ、完成させた。
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