新橋小学校4年3組の児童と地域住民による「まちの未来を語り合う会」が3月6日に開かれた。1年間を通した総合学習の成果を発表し、これからの町づくりについて互いに意見を交わした。
同クラスでは地域愛をより深めようと、昨年6月から総合学習の時間を使い、地域と自分たちの繋がりを考えてきた。
地域活動の従事者や区役所職員らの協力による調べ学習、独自の住民アンケートなどから浮かび上がったのは、自分たちも気づいていなかった「ゴミのポイ捨て」といった地域の課題。そこで児童たちは「自分たちにもできることで行動を起こそう」と、自主的に通行マナーの順守を呼びかける朝の見回りやゴミ拾いに取り組んでいた。
この日は、今までの活動の集大成として、36人の児童が6班に分かれこれまでの取り組みと成果について地域住民に報告。後半では「町からゴミを無くすには」「事故を防ぐには」といった根本的な解決策を探った。
参加した新橋連合自治会相談役の大貫芳夫さんは「皆さんの立派な取り組みのおかげで、新橋はより一層、明るく温もりのあるまちに育っていくでしょう」と話した。担任の圡田航一郎教諭は「進級して活動自体は一区切りだが、新橋を大切にする気持ちを持ち続けてほしい」と話した。
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