誰もが安心して住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができよう、下和泉地区では地域住民の手によって近隣のおすすめスポットをまとめた「おでかけマップ」の作成に取り組んでいる。
企画の始まりは「下和泉を誰もがおでかけしたくなる街にしたい」という思いだ。仲間と触れ合ったり、四季折々の自然に触れたりすることは心身の健康にも効果大。「地域の楽しいおでかけ情報が分かれば、億劫にならずに一歩踏み出せるのではと考えた」と話すのは、下和泉地域ケアプラザの生活支援コーディネーター・木下ひろみさんだ。
製作にあたって、より多くの意見を取り入れようと、地域活動者らの協力を得て、今年3月に準備会を発足。手始めに地域のお気に入りスポット(ときめきポイント)を集めて地図にまとめることになった。会員に加え、地域のイベントなどで参加者に呼びかけ、これまで延べ150人からの回答を得た。当初真っ白だった地図も、今ではときめきスポットを示す赤丸シールでいっぱいに。会員たちは「それぞれ視点が違うので、長く住んでいても気づかなかったような地域の魅力発掘にもつながっている」という。
来年度の完成を目標に、ときめきポイントに加えてトイレや休憩場所、交通量など、より詳しい生活情報を併記し、マップ一つで地域が分かる仕上がりを目指していく。完成後には、街歩きや健康づくりウォーキングなどのイベントでも活用したい考え。木下さんは「よりよいものをみなさんと一緒に作りたい。調査などでのご協力をよろしくお願いします」と話している。
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